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そもそも倉敷ってどんな街なの?

      2018/06/10

岡山に住んでいるとあまり実感がないのですが、
岡山県で一番知名度のある都市は「倉敷市」という話を聞いたことがあります。

倉敷は知ってるけど何県だっけ?という方もそれなりにいるようで…

Googleの予測変換もご覧のとおり。

観光地なので名前は知ってるけど…という感覚は理解できなくもないですが…。

倉敷市と岡山県が一致しない感じ、とでも言いましょうか。

鎌倉(神奈川)、草津(滋賀)、下関(山口)のように
県も市も知っているけどその2つを結ぶ共通の情報がない、という感覚ですね。

 

そんな岡山随一の観光都市・倉敷はどんな街なのか改めてご紹介したいと思います。

Kurashiki city main street 1

倉敷市は岡山県南西部にある人口約47万人の中核市で、
中国地方で3番目の人口を有する市町村です。
また、観光都市と工業都市の2つの性格を持ち合わせており
岡山県全体の工業出荷額の約50%以上が倉敷市から出荷されています。

倉敷市は大きく分けて4つの地域から構成され、
観光・行政の倉敷、繊維の児島、重工業の水島、港湾・新幹線の玉島
分けることが多いです。

そしてこの4つの地域は結構明確に分割されている印象で
例えば同じ倉敷市ですが「児島」「水島」「玉島」を
倉敷と一括りにしてしまうとなんとなく違和感があるというか…。

 

もともと倉敷市・玉島市・児島市という市町村が合併して
現在の倉敷市となった歴史があり、水島地域を含めた
それぞれの地域に中心市街地が存在します。
(※水島地域は3市合併時には既に旧倉敷市に合併済み)

それぞれの街に産業と市街地を有し、各地域が10万人前後の人口規模があり、
山や川で書く地域が分断されている地形の影響もあって
旧倉敷市に一極集中せずに現在に至ったのではないかと思います。

そして現在も旧市の影響は色濃く残っており
倉敷を一括りで語ることはまずない、と言っても過言ではありません。
倉敷は倉敷、児島は児島、玉島は玉島、という雰囲気が強くあり、
倉敷と聞けば「旧倉敷市域」を連想します。

それだけ独自性や違った個性のある地域が同じ市内に存在するのも
倉敷市の魅力ではあります。

ちなみに倉敷には“島”と付く地名が多いのですが、
もともとは島(離島)であり、その地名をそのまま使用している
というケースがほとんどです。

児島・連島・柏島(玉島柏島)・乙島(玉島乙島)など…
お隣の早島町も早島という島でした。

戦国時代より昔は倉敷駅周辺も海だったそうです。
干拓によって児島や玉島・水島は地続きになった場所で、
塩分が多い干拓地は稲作に向かず、代替として綿花栽培が
盛んに行われたことから倉敷市全体の繊維産業は発展していきます。

このあたりの詳細は過去のトピック
「なぜ、児島がジーンズの町で有名なのか 」をご覧ください。

 

さてさて、そんな倉敷市の各エリアを簡単にご紹介いたします。

倉敷

Kurashiki bikatiku naka-bashi
ノスタルジーとトレンドの共存する街

観光オススメ度 ★★★★★
住みやすさ   ★★★★☆

倉敷美観地区を有するの観光・商業の中心地。
古き良き街並みとともに三井アウトレットパークやイオンモール倉敷など
岡山有数の商業施設があるため県内外から観光やショッピングに訪れる方が多い。
街が古く狭い道が多いので渋滞が起こりやすい点がマイナスポイント。

水島

Kurashiki city mizushima industrial area
工業が生んだ近代の新市街

観光オススメ度 ★★☆☆☆
住みやすさ   ★★★★☆

干拓事業により造成された新しい街。郊外型の商業施設や飲食店が多い。
区画整備されているため近代的な郊外の街という印象で居住エリアとしても人気。
一方で工業に付随して発展した街のため観光スポットと呼べる場所は
無いに等しいが、水島コンビナートの夜景は日本夜景100選に選定されている。

児島

下町の情緒を感じるジーンズの聖地

観光オススメ度 ★★★★☆
住みやすさ   ★★★☆☆

実はジーンズストリートにも瀬戸大橋や鷲羽山など観光スポットが多数存在する。
親しみを感じられる下町のような風情があり、昭和レトロの面影が残る場所も多い。
グルメも充実していて「低価格で旨いもの」なら児島の得意分野。
生活に必要な施設は一通り揃っているが、岡山最南端の半島なので交通がやや不便。

玉島

The town seen from Tamashima Ohashi
目覚ましく発展する“新倉敷”

観光オススメ度 ★★★☆☆
住みやすさ   ★★★★☆

新幹線の停車駅・新倉敷駅がある玉島は駅周辺に新市街地が形成され、
“新倉敷”という新しいエリアを有するようになった。
水島と同様に工業地帯ではあるが、玉島にも美観地区同様の
「町並み保存地区」があり新たな観光スポットとしてアピール中である。

観光地らしい観光地からディープなスポットまで存在する倉敷。
街ごとの特色が分かれているのが逆に見どころでもあります。
まだ倉敷未体験の方はぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

参考資料:
連携中枢都市宣言(倉敷市発行)
経済産業省工業統計調査 平成26年度確報(市区町村編)
倉敷市HP – 市の概要
~地域を紡ぐ~くらしきコットンプロジェクト 綿花からはじまる倉敷市の歴史を学ぼう
岡山平野干拓年代史
玉島こらむ!たまたま

 

 

このブログを書いた人

JBJ倉敷店 青山

倉敷店店長。好きなものはジャンクフードと家電、車の運転。
座右の銘は「因果応報」。好きな作家は灰谷健次郎。

海藻・蛸・貝が苦手。生粋の岡山人。

 

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