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【エシカル】世界が注目する「児島」のデニム廃水の現場①

      2020/03/27

こんにちは。

JAPAN BLUE JEANSみちです。

エシカルシリーズ販売開始から早1週間。

「環境についてはよくわからないけど、新しいシリーズだからなんとなく試してみよう」

「アパレルのエシカルについて興味が湧いた」

「JAPAN BLUE JEANSの取りくみをこれから見守っていきたい」

 

手に取られるお客様はどんなことも感じとっていただけただろう…?

そんなことを日々想像しながら、
エシカルの生産背景についてももっとお伝えしていかなければな、

と感じているところです。

 

 

まだまだ「エシカル」ってなに?

という方が多いかと思いますが、私たちが今後掲げるビジョンの中に、

わたしたちの街をハッピーにしたい

それは、
「ジーンズづくりでできる環境への配慮」
「この町のものづくりに関わる人とのつながりを大切にする」
「児島を世界一住みたい街にする」

という目標があります。

 

そのビジョンに共感してくださったお客様が、

『JAPAN BLUE JEANSのものづくりはやっぱりいいな。』

『ずっと穿き続けていきたいな。』

と感じていただけたら、これ以上の喜びはありません!

 

今日は、エシカルなジーンズづくりから少し掘り下げて、
「水」に関する生産背景についてのお話をしたいと思います。

 

サステナビリティの考え方

サステナブルな商品というものを近頃目にする機会が増えてきましたが、

欧米では「当たり前」に浸透しているもので、日本ではまだ認知が薄いのが現状です。

 

しかし、本当に日本で浸透していないのだろうのか?

そもそも当たり前になりすぎていてそのことにすら気が付いていないのではないか。

ふと、そんな疑問が私の頭に浮かんできました。

 

欧米流のサステナブルの考え方
・地球資源にが限りがある
・環境を汚さない
・持続可能な社会貢献  …etc

であるならば、

日本のサステナブルな考え方
・もったいないの精神
・ものを大事に使う
・ムダにしない

ともいえるのかもしれない。

これに気が付いたのは、児島にあるとある洗いの工場を訪れたときに感じたことです。

 

ジーンズ生産における水資源

ジーンズができるまでには大きく分けて①~⑨の工程に分かれるのですが、
仕上げの前段階となる、⑦洗いや⑧加工の現場では最も多くの水が使用されます。

ちょっと豆知識

▼縫製前に洗いをかけない理由
織り上がった生地は裁断、縫製の工程まで洗いがかけられません。
その理由は、糊付けされた生地の状態のままの方が裁断しやすく、縫製もしやすいため。
製織された生地は洗いをかけると縮むので、すべての縫いあがったあとに施されます。

温度管理がされるワッシャーが何台も並ぶ洗いの現場。

洗いと加工工程の役割は、

例えば、
・縫製仕上がりのジーンズの糊を軽く落とす
・防縮加工を施すためにワンウォッシュをかける
・家庭での色移りを軽減するためのウォッシュを施す
・ダメージ加工を施すための洗い加工
・ヴィンテージ加工などに使用される薬品を落とす

といった作業があります。

 

では、これらの洗いを施したあとの水には
染料や薬品、デニムの繊維カスといった不純物が含まれているはず・・・

そのデニム廃水は一体どうなっているのか。

 

 

デニム廃水の行方

当然ながら、不純物が混ざったデニム廃水をそのまま海に放流することはできません。

青く濁ったデニム廃水は、工場内に張り巡らされたパイプを伝い、
処理設備によって放流可能な水へと廃水処理されます。

 

世界が注目する「児島」のデニム廃水設備

実は児島には通称「瀬戸内法」と呼ばれる、
水質汚濁防止法で定められた基準値以上の濃度と総量規制があるそうで、

瀬戸内海に面する児島の洗い工場ではその廃水管理が徹底されている。

これは世界のジーンズメーカーも視察に訪れるほどだそうで、
世界的に見てもこのレベルの廃水基準をクリアできるのは「児島」だけなんだそう。

何度もろ過を繰り返し、最終的に浮上槽に運ばれた廃水は「不純物の塊」と「放流可能な水」に分別されます。

インディゴの不純物

染料や繊維をろ過してでた粘土のような塊。
これらは産業廃棄物として処理されるものとなる。

放流される水

不純物を取り除いた後、さらにろ過を繰り返し、
外側の青く濁った水からきれいに処理された水が中央の透明な水。

私たちが取材できたのはこの設備の流れの要所要所だけでしたが、
これだけみても何度も何度も水の処理を施し、瀬戸内のきれいな水が保たれているということがわかりました。

 

しかし、これだけにとどまりません。

これまで放流されていたこの水をもう一度洗いの水として「再利用」し、
水資源の循環を目指すことはできないか。

 

その取り組みについては
次回また詳しくご説明していきたいと思います。

それでは。

 

▶エシカルプロダクト

 

 

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