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Vol.06 今さら聞けない?セルヴィッチデニムができるワケ

      2018/03/27

こんにちは。
本日のテーマはこちら。

Vol.06 今さら聞けない?セルヴィッチデニムができるワケ

ジーンズでよく聞く、そもそもセルヴィッチってなに?
という方もいらっしゃるかもしれません。

セルヴィッチとは、生地の端 “耳” のことを差します。
赤耳と言えば、聞いたことがあるでしょうか?

まずは、耳=セルヴィッチと覚えてください。

 

┃セルヴィッチはヴィンテージの証

セルヴィッチは旧式力織機で織られているヴィンテージデニムの証です。

ジーンズの裾を折り返したときに見られるこの仕様。
これがセルヴィッチ。

これは旧式力(シャトル)織機でしか作ることのできない耳の仕様で、最近の革新織機ではこの仕様にはなりません。

▼これがシャトル

旧式力織機はこの舟型のシャトルを送って生地を織っていく。

セルヴィッチ(耳)が生まれるワケは、このシャトルが経糸の間をかいくぐり、左右に行ったり来たり往復しながら緯糸を送ることで、いわゆる”耳”の端ができます。

革新織機の耳は?

ちなみに革新織機はシャトルレス(シャトルを使わない)
緯糸は往復することなく、送った端はすべてカットされるのでふさ耳という切りっぱなしの状態。だから、ジーンズを縫製するときにはふさ耳がほつれないように、「ロック(縫製)」がされています。

 

┃旧式力織機だから生まれる生地の凹凸

最新の織機に比べて、旧式力織機で織られるデニムの幅は狭く織るスピードも1/6と、かなり劣る。
しかしながら、旧式力織機でしか出せない生地の魅力はセルヴィッチ以外にもあるんです。

ゆっくりと織りあげたデニムには、生地にザラザラとした凹凸ができる。
糸のテンションを調整したりすることでこの凹凸の出方も変わります。

このムラ感が綿本来の素材感や、穿くほどに体に馴染むデニムになり、
きれいな色落ちを作り出してくれるのです。

 

┃限られた職人のみの技

旧式力織機は毎日のメンテナンスが欠かせない。
織機を操る職人が、いくつもある織機の音を聞き分けて日々調子を整えている。

今はないこれらの古い部品を残しておいて不具合があった時には自ら微調整することもしばしば。

こうしてセルヴィッチデニムが作られてるのかと思うと、私たちもしっかりその職人の技と心意気をお客様にお届けしたいなぁ。と想いながら売り場に立つ毎日です。。。

┃デニムの端、セルヴィッチのカラー

最後にセルヴィッチのカラーについてご紹介。


経糸の端に、赤白の糸を入れる。
武骨なデニムに粋な洒落を効かせてリーバイス社がブランドカラーである赤を入れたのが起源。

いまではブランドの個性を象徴するものでもあるセルヴィッチの色。

JAPAN BLUE JEANSでは生地の特徴に合わせて「青耳」や「コートジボワール×日本」を
イメージしたセルヴィッチカラーも人気だったりします。

 

セルヴィッチはもちろん、旧式力織機ならではのデニムの魅力が伝わりましたでしょうか?

糸の太さや織り方によって様々な表情が現れるデニム。
いろんな生地の違いがあるのでオンラインショップで調べてみたり、店頭で実際に触って穿いて試してみてくださいね。

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